照れ屋な彼と観覧車
「そんなことで!?」
という事ですぐに照れてしまう彼。
付き合っているのに
「一緒に居たい」とは言わず
「○○(私)と一緒に・・・」までしか言わないんです(笑)
「続きは?」と聞けば「分ってよ」と苦笑いする始末。
そんな彼を「可愛らしいなあ」と思う反面、たまには最後まで言って欲しいとも思っていました。
彼が酷い照れ屋なのは分っていたので
「言って欲しい」という事を直接的に伝える事はありませんでした。
その代わりに私の気持ちはどんどん伝えていました。
彼が照れようとも
「愛している」とも言っていましたし、
「あ、今みたいな表情好きー!」
などといってはいました(笑)
自分から伝える。
そして彼が顔を赤くする。
その事で「愛情は交換できている」とも思えていましたし、
大きな不満ではありませんでした。
ある日、何時ものようにデートをしている時、
高所恐怖症の彼が「観覧車に乗ろう」と言い出しました。
私は観覧車が大好きなので良いのですが・・・。
実際乗ってみると、絶対に下を見ようとしない彼。
下どころか横も見ないような状態でした。
(そこまでして乗らなくてもいいのに)
そう思っていたその時、急に
「愛してる」
と言ったんです。
私にとったら青天の霹靂。真夏でしたが
「明日は雪じゃないか」と思うような出来事でした。
恐らく彼は、恥ずかしくて「絶対的に2人きりで誰にも聞こえない場所」で言いたかったようで
それが「観覧車」だったのでしょう。
貴重な彼の「愛してる」私は1回言われただけでもう満足でした。
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